全力で綱引き
全力で綱引き
一人なら全力を出せるし、その結果を甘んじて冷静に
受け止められるんですが・・・
大勢の中で何かを成し遂げようとする場合、自分の功績が
全体の中でどれぐらいを占めているのか分からないと
モチベーションが続かない斉藤は、個人プレイでする
スポーツが好きです(笑)。
卓球好きでした。
ボウリング好きでした。
ビリヤード好きでした。
ゼロヨンレースやカーレース、雪山ドリフトが大好きでした。
スポーツだけではありません。
将棋、オセロ、五目並べが大好きで、ファミコンウォーズや
ドラクエのような、全部一人でやるシミュレーションや
RPGゲームが大好きでした。
・・・結局、全部、個人戦(笑)。
自分が活躍できない限り、納得できないんだと言うこと
なのかもしれません(笑)。
ですがね・・・
斉藤は独りよがりの孤独な奴・・・というわけでも
ありません。
友達がいないわけでもないし、と言うか、結構ワイワイ
やってます。
ただ・・・同じ嗜好性を持った、似たような奴ばかりの
集まりで(笑)、基本的には「個人プレーヤーが集まって
一緒に飲んでる」みたいな感じなのは事実ですが(笑)。
斉藤が一目置いている男が最近こんなこと言ってくれました。
1対1で綱引きをした時、人間は100%の力を出せる。
負けたくないから。
ところが、20対20で綱引きをしたら、人間は50%以下の
力しか出せない。集団の中で依存心が生まれるから。
集団の中で100%の力を発揮するのは簡単ではない。
人間とは本来・・・そういう生き物なのだから。
・・・斉藤はもう綱引きをする年齢ではありませんが、
子供らの運動会で綱引きをすることはあります。
そして彼の言う通り、斉藤は100%の力を出しては
いないと思います。
ま、子供の運動会でムキになって、額に血管浮き出して
全力で綱引きする父親も少ないとは思いますが(笑)、
子供の手前、勝ったお父さんを見て欲しいと望んでいます。
なのに・・・全力を出しきってはいません。
矛盾するこの思いは、幼少の頃からずっと思ってた・・・
全体の中で自分の功績が占める割合が分からないから
チームスポーツが好きじゃない・・・という思いと共通する
ものだったのかもしれません。
というわけで、常に全力を出すことが出来ない「集団」という
ものの中にいることが、斉藤にとってはあまり快適ではない・・・
と言うことになるのかも知れませんねぇ。
ま、そんなこと言いながらもサラリーマンやってるんで、
あんまエラソーには言えないんですがね(爆)。