新機能!「フローティングViewerウィンドウ」
新機能!「フローティングViewerウィンドウ」
投票分析タブのViewerエリアQdataタブを表示し、買いたい強弱割合のレースリストを表示させる。このリストを行クリックすればQuick動作が始まり、レースデータが表示されるのだけど・・・この手順では一番初めに表示されるのが(当然だが)「投票分析タブ」であり、一番最初に目に入ってくるのがSelect1~6までの買い目やオッズや配分金額、そしてOdds Graphだ。
容赦なく自虐するが、これ・・・意味がない。意味がないどころか良くない。本来、DATAタブの内容を初めに見るべきなのだ。
例えば・・・
- どういう級別構成で、
- どういう選手が出てて、
- スタ展時のスタートタイミングや展示タイムを見て、
- そのコースにおけるコース1着率、複勝率、3連率などの数値を見て、
- TOKADES展開予想の図を見て、
- 上位3艇表で主軸となりそうな艇を見て、
- S勝率をチェックして、
・・・などと、本来ならこのような手順を経て買い目を導くべきなのだ。
しかし、例えば3強3弱のレースをメインにして舟券を買って行こうとする場合、投票分析タブViewerエリアQdataタブのレースリストに3強3弱のレースを表示させ、それを時系列に沿って順次「行クリック」していく場合、どうしても最初に目に入る情報が「オッズ関連」のデータになってしまう。
DATAタブのレース内容を知らない(まだ見てない)し、買い目を決めたわけでもないので、先にオッズが見えても大きな問題はない・・・と思うだろう?
でも、Odds Graphを見てしまうんだ。見えてしまうんだ。
Odds Graphを先に見てしまうと、いわゆる舟券の「売れ行き順」が分かってしまう。Odds Graphというものは大概のレースにおいて「売れ行き順」=「実力順」となるから、つまりは「先に模範解答を知ってしまう」ということに繋がってしまう。
模範解答と言っても・・・多数決でしかないが、多くのファン層が考える正統的な舟券の売れ行き具合を「人気順位」として先に見てしまうことで、あなたの頭の中が汚染されてしまう。
「儲かる買い目を導く」という思考回路が汚染され、「そうだよなぁ、そいつが強いよなぁ」という意識が先に立ち、舟券構成(買い目の方向性)を見誤らせてしまう可能性が高くなってしまうのだ。
ま、もしもあなたがド本命系の狙いをする人なのであれば特に問題はない。そういう人にとっては逆にOdds Graphはかなり優秀な師匠となるだろうから、先にそれを目にすることは悪いことではなくなる。
しかし、『舟券とは当てるものではなく、当たった時にいかに儲けているか?』が重要である。万人と同じ考えをし、万人と同じ買い目を買うということは、75%の回収率に収束していくということ。つまりは「勝てない人になる」ということなんだ。
舟券で勝つには思考を変えなければならない。買い目の組み立て方、指向性を少しだけ変えなければならない。75%を100%以上にするためには、万人とはちょっとだけ違う考え方をした舟券を買わなければならない。万人と比べて大きく変えるのではなく「ちょっとだけ変える」必要があるのだ。
この「ちょっとだけ」というさじ加減こそが・・・常日頃から斉藤が言ってる「中穴系」のことなんだけど、中穴系の狙いをする場合、一番初めにOdds Graphを見てしまう(視界に入ってしまう)ことが、良くないことなんだ。だって、Odds Graphを見たら儲かる買い方がすぐわかるから。人気が集まっている艇を買わなきゃ良いんだからね。
DATAタブの情報を見る前に・・・先に人気薄の艇番号が見えてしまうと、根拠などないのにその艇を買いたくなる。ともすれば艇番号が先に来て、それからそれを正当化する後付けの根拠を考え出してしまう。それは予想ではなく妄想でしかない。
無意識の内にそういう欲望に汚染されてしまう可能性を秘めているのだ。結果として中穴系どころか、大穴系狙いをやってしまう危険性を帯びているのだ。やがてそれが中毒化し、来るわけがないような大穴を平気で買い続けてしまうジャンキーに成り下がってしまうのだ。
前述した1~7までのような手順で、まずは基本となる買い目を構成してから、それからオッズやOdds Graphを見るべきなんだ。
つまり、先にあなた自身なりの結論(買い目構成)を導き出してから・・・そのあとでOdds Graph(投票分析タブ)を見るべきなんだ。
で・・・あなた自身の結論(買い目構成)とOdds Graphの人気順位が、
●完全一致していたら、残念だが買って当たっても大して儲からないだろう(笑)。
●全く違っていたら、残念だがあなたの買い目は大きく間違ってる可能性が高い。
△全く違っていても、それが確信犯(ド高め超大穴狙い)なのであれば良いが・・・その場合は運を天に任せよう(笑)。
○おおよそ一致していたら、合成オッズを見てみよう。そこから先はあなた自身の的中率との相談になるが、儲かるようであれば(的中頻度を上回る合成オッズなら)Go!だ。
◎実は・・・微妙に異なっていた場合がチャンスだ。あなたの結論の方が正しければ、大きく儲けられるチャンスなのだ!多分絶対必ず、十分な合成オッズがあるだろうから、怯まずに意を決して積極的にGo!すべきだ。
で、Goしてダメだった(外れてしまった)場合は、それをあなたの結論の出し方を再考するための「学び」とすればいい。どこがどう間違っていたのか?を考え直すヒントになるし、逆に・・・今回は外れたが、この買い方を続けていくべきだ!という自信の裏付けのための捨て駒(捨てレース)の一つにだってなりうるのだ。
※↑この見極めは難しいが、斉藤ワールドの教材群はほぼ全て、おしなべてこの考え方を取り入れ、解説しているので参考にしてほしい。
そんなわけで・・・
先にOdds Graphを見る弊害というものを説いた。学び、能力を伸ばしていきたいのであればOdds Graphは先に見るべきではない。
なのに・・・見えてしまう(爆)。見たくなくても見えてしまうという・・・「とかで」には構造上の問題点というか、操作上の問題点がある(笑)。
斉藤はQdataリストで行クリックしたら直ちにDATAタブにマウスカーソルを移動させている。Quick動作中にマウスカーソルをDATAタブ上に移動させておき、Quick動作の完了と同時にクリックしてDATAタブを表示させている。それまではもうできる限り画面から視線を外し、Odds Graphが目に入らないように心掛けている。
ま、どうしても一瞬だけ視界に入ってしまうんだけど、意識して見ないようにしている(苦笑)。どうしてもOdds Graphの形状が一瞬だけ見えてしまうんだけど、艇番号(人気順位)までは見えないので・・・まぁ大丈夫(苦笑)。
あえて超厳密にいえば、DATAタブをクリックするためのマウスカーソル位置のすぐ下に「買い目順」という表示があって、そこに数字(つまり人気順位)が表示されてしまうんだけど、そこはそれ・・・かなり小さな文字サイズなので、老眼@斉藤には見えないので大丈夫(爆)。
そんな感じで・・・出来るだけOdds Graphを先に見ないように心掛けながらDATAタブに表示を切り替えていたんですが、というかもう、そういう操作が当たり前になってたんだけど、
「とかで」を世に出してから今年で何年だ?2011年の11月か12月頃にリリースしたから・・・今年の冬で9周年か!
そんなにも長い間、ずっと見ないように心掛けながら操作してたのか!えらいぞ圭佑くん!(爆)
そんなわけで・・・この問題を解決する、新たな機能の登場です!その名も・・・
フローティングViewerウィンドウ
Floating Viewer Window
・・・見た目には何も変わってないように見える?
これ、フローティング(浮上)しています。
このフローティングViewerウィンドウは、デスクトップ上の好きなところに移動させることが出来ます。
つまり・・・このフローティングViewerウィンドウを表示させてデスクトップ上の任意の場所に置いて行クリックすればいい。「とかで」本体はDATAタブを表示させてこのフローティングViewerウィンドウを操作すれば、投票分析タブ、Odds Graph等を視界に入れることなく行クリックが出来る・・・という新機能(笑)です。
もちろんこのウィンドウ内にある「トレーナー履歴」タブや「Racer」タブ(OKINI Search)もフローティングした状態で操作することが出来ます。
今年の年次更新キャンペーンの目玉機能のその2として、「とかで」と「永遠オッズDB」を更新して下さった方に、
Racerタブ(OKINI Search)機能とセットでこの機能をプレゼント致します!お楽しみに!
最後までお読み下さりましてありがとうございました。
斉藤 圭佑