【永久保存版】Odds Graphの活用法
【永久保存版】Odds Graphの活用法
「とかで」のOdds Graphは何のためにあるんですか？
人気の順位や人気の高さとかは分かりますが、
自分がそのレースに投票したからと言って少額では
グラフの形は変わらないだろうし、何の意味があるん
ですか？どうやって活用すれば良いのですか？
・・・というご質問を頂きました。
最近「とかで」Unlimited版を使い始めて下さった方からの質問です。これはヤバい！分かってもらえてない！もったいない！と思いまして、臨時至急で説明させて頂きますね。
分かりやすく端的に説明すれば、Odds Graphは
「儲かる時だけ買う」ためにあります。
少し小難しく言えば「自分の所見とファンの総意との乖離の度合い」を見るためにあります。
Odds Graphがあなたもたらす効果のほどを分かりやすく説明するために・・・今回は一切出走表を使用しません(爆)。舟券買う時は必ず見ますけど、今回は見ません(笑)。あえてOdds Graphのみで説明しますね。
ボートレースはインが有利。１号艇を頭で買っておけば一日に一度も当たらなかったなんてことはまずありません。なのでここでは「１号艇を頭にして２着３着は流して買う」という「１－全－全」２０点均等買いという方法で説明してみたいと思います。
ということで・・・とある日、朝一から午後２時頃までの約５時間に行われたレースの中からピックアップしてみました。
＜１番人気が断トツで１号艇となっているグラフ＞
Odds Graph内の棒グラフの高さが最も高いのが「１番人気の艇」(左端)となります。
今見て頂いているのは「１番人気＝１号艇、かつ、棒グラフの高さが他艇よりも断トツでトップ」な形状のOdds Graphです。
１号艇は有利。１号艇が勝つやろ。ファンの総意として投票するみんな誰もがそう思っている。だから１号艇(１番人気)の棒グラフだけが突出して高くなっている・・・というレースです。
こういう棒グラフ形状のレースに手を出したら・・・約９５％の確率で当たります。１号艇を頭にして２着と３着を総流しの２０点買いで行くわけですから当たって当然で、多分絶対必ず、約９割５分という確率で的中はさせられます(笑)。
実際、今見てもらったレースは全て「１号艇が１着」というレース結果になってます。
しかしご覧の通り、オッズ２０倍以上で決着したレースはひとつもありません。見てもらった１２レース全て、１－全－全の２０点均等買いだと利益が出せません。驚愕の「全レーストリガミ」です(爆)。「当たれど儲からず」どころか、連続で当たりながら資金が減って行くという恐ろしい状況(爆)。
しかし、これを均等買いではなく的中時均等払い戻し方式で資金配分して買ったとしても・・・せいぜい合成オッズが１．６とか１．８点台ぐらいの低い値にしかならず、大して儲かりません。
なので、このようなグラフ形状のレースで利益を出すには総流しではなく２着３着を絞り込んで買い目点数を減らす必要があります。
が、今は「Odds Graphの形状の説明」なので・・・それは省きます(爆)。DATAタブのデータから買い目を絞り込む方法は・・・また別の機会に(笑)。
で、しかし・・・その方法を知り、一生懸命考えて買い目を絞り込んだところで・・・結局は１号艇が人気を背負い過ぎていて、当たった時に大きな儲けを出すことは難しいんです。
それよりもね・・・
＜１号艇が１番人気ではないOdds Graph＞
こういうグラフ形状の時ならどうでしょう？「ボートレースはインが有利」だから１号艇が１番人気になるのは世の常ですが、そうなっていないレースもあるわけです。そしてパーフェクトでその(１号艇以外の)１番人気の艇が必ず１着になっているわけでもありません。
ま、さすがにOdds Graph内での１号艇の人気が５位とか６位とかでは・・・期待できそうもありませんが、それでも人気３位以内であれば・・・可能性はあるんじゃ？と見て良いんじゃないかと斉藤は思うんですが、あなたならどう見ますか？
そもそも６艇で走るということは１着になれる可能性は確率上は６分の１あるわけですが、「いや、何回レースしたってお前では１着は無理！」って選手もいますんで(苦笑)、だから人気６位の艇を買い目の頭に固定して買い続けるなんてことは無謀ですけど、人気３位以内であれば・・・可能性はあると思いません？
もちろん本当は出走表(DATAタブ)をちゃんと見て、その可能性を考慮して行くわけですが・・・今回は見ない(笑)。
ま、人気５位や６位の艇に１着の目があるか？といえば、無いことはないですけど数パーセント。だからまぁそういうのはスルーして、人気３位までになってれば１号艇にも勝ち目があるんじゃないか？と推測しているわけですけど・・・
毎回必ず当たるわけじゃないですけど、それでも人気２位や３位の１号艇であれば、３レースか４レースに一度ぐらいは１着を獲れるんじゃないか？と。
このような形状のグラフのレースならば、投票が分散しているわけですから・・・当たった時の配当金はガチガチの「１号艇＝１番人気」の時よりも大きくなるはずです。当たればペイできる可能性が高いわけです。
「多分ペイできる」ではなくて、かなり儲かります。
でも人気２位や３位(本命視されてない１号艇)ですから、やっぱり外れる時はあって・・・でも、その外れ分も含めて当たった時にペイしてるでしょう？
ほぼ100パーセントの確率で当たるド本命を追えば、買えば買うほど当たるのに「トリガミ」が増えて行く(怖)。
３割から５割ぐらいの確率で当たるかもしれない、本命視されてない１号艇を追えば、当たりの中に大きな配当が含まれているおかげで「利益」が増えて行く(嬉)。
斉藤が常日頃から「的中率よりも回収率」と口うるさく言ってるのは・・・このことなんですよね。
当てるんじゃないんです。当たった時に儲かっていることが重要。
要は「可能性に賭ける」んです。「舟券を買う」という意味の「賭ける」ではなくて(いやもちろん買いますけど)、
「あなた、このチャンスに賭けてみない？」
という意味の「賭ける」なんです。
あなたの思う頭(１号艇)がド本命視され大人気だったとしたら、「あ、俺の所見は正しいんだな、良かった」・・・と、笑顔でそのレースは見送りましょう(笑)。たとえそのレースが当たったとしても、どうせ大して儲からないのですから。
あなたの思う頭(１号艇)が１番人気じゃなかったとしても、「あ、これはひょっとして儲かるチャンスかも？」・・・と、笑顔でそのレースにGo！しましょう(笑)。そのレースが当たったら少なくともプラマイゼロには戻せますし、運が良ければ万舟券を獲ることが出来ます。
そして、こういう考え方を身につけると、応用が利くようになります。
あるレースで・・・あなたの思う頭(１号艇)はやっぱり１番人気だった。そして１頭のオッズが軒並み低くて買っても儲からないことが分かった。なので本来なら即スルーなんだけど・・・あれ？なんかちょっと違う？
・・・Odds Graphの形状の違い、分かりましたか？
オッズグラフの形状・・・１号艇は断トツで１番人気というほどではなくて、なんかいつもと違う違和感を感じる？１頭としてはスルーだけど、間違いなく１号艇が１着とは感じられない。だったら！グラフ上で僅差の人気２位や３位の艇を頭にして買ったら、当たった時に儲かるんじゃ？
・・・このような考え方、どうでしょうか？
あ、ごめんなさい。正直に言うと左下の17,050円で的中したレースだけ・・・進入隊形を見てしまいました(爆)。とある場のLIVE中継を流しっぱなしにしてて、偶然見てしまいまして・・・思わず触手が動いてしまいましたが、もしLIVE中継を見てなかったら・・・このOdds Graphの形状だけではこのレースはGoしなかったと思います。
毎日ずっとOdds Graphとにらめっこしてたら・・・ちょっとした違和感に気づくんですよ。いつもとちょっと形状が違うな、というのが分かるようになる。
もちろんOdds Graphの形状を見て、パッと「このグラフ形状ならあの買い方が最適だ！」なんてのは、すぐには無理ですよ！
でも、あなたの所見とグラフの形状を見比べて、
- このように一致している時はやっぱり所見が正しいことが多い、
- このような部分が不一致の時は所見は正しくないことが多い、
というのを頭の中に積み重ねて行くことで・・・グラフの形状を見て「手を出すかスルーするか」を決める要素として参考にしていくことが出来るようになる。「あ、この形状ならあの買い方で良いんじゃない？」というのが思い浮かぶようになる。
それがOdds Graphの使命というか、なんで「とかで」にはこんなグラフがあるのか？の問いに対する答えです。
「Odds Graphを活用する」ということ。
所見が先でもグラフ形状が先でも構わない。要は「この所見とこの形状パターンの組み合わせは良い！」という、あなた独自の「得意な組み合わせ」を持つためのOdds Graphなのだ。
「手を出すべき良い組み合せパターン」を、あなたの頭の中で形作って行くためのもの。
Odds Graphを活用して頂き、繰り返し利用して下されば、あなた独自の「勝ちパターン」というのが見えてきます。そして、パターンを持てたら自分の所見や判断の自信度が高まっていきます。
そのパターンにマッチしたレースを見つけたら、多分絶対必ず数レースに一度ぐらいの頻度で当たり、当たった時にそれまでの外れの負債を補って余るぐらいの利益を出せる！
そうなるはずなんです。
多分絶対必ず。
■で、そうなったら「TOP」
今回の話は「Odds Graph」だけで説明しましたけど、なにもOdds Graphだけの話ではありません。DATAタブの情報でも投票分析タブの情報でも良くて、とにかく「見るべきところ」が分かってきたら、あとは必要なデータをTOP(とかでアウトプット)機能で一気に外部出力して、斉藤作のテンプレートエクセルに読み込ませて・・・さらなる細かな条件を見つけようとすればいい。
たくさんのレースデータで俯瞰的に検証することで、この要素は関係なかったな、あの要素は関係ないと思ってたけど結構重要じゃん！っていうようなことも分かってきて・・・だんだんとあなたの勝ちパターンの精度と回収率が上がって行きます。
あるいはその過程の中で、自分の中には無かった新しい判断要素を見つけられたり、そのボーダー値(この数値がこれぐらいの範囲内にある時がイケてる)というのを絞り込んで行けるようになり・・・あなたのスキルは倍速で高まって行くはずです。
■で、そうなったら「TRM」
「あなた独自の、得意とする勝ちパターン」を見つけられたら・・・次はTRM(とかで・レース・マネージャー)です。
あなたが見つけたことを機械に教え、自動投票機能に買わせて放置しとけばいい。あなたはまた別の良さげな視点を見つけるための時間を作れる。あるいは稼いだ金を持って夜の街へ(ニヤリ)・・・
斉藤は半分半分。さらなる進化の研究に時間を費やしたい時期と、オネーチャンのお尻を追いかけたい時期との繰り返し。これは乾季と雨季みたいなもので、自然現象なのだ。
だから仕方ないのだ。
多分、絶対、必ず。
・・・話を戻します(笑)。
まずは、「とかで」を使って一日中、全レース、Quickボタンを押してOdds Graphを表示させ、形状を見てからレース結果を予想し、結果ボタンを押して・・・結果と照合してみてください。
今回説明したような内容のことは・・・あなたにもすぐに気付いて頂けると思いますし、じゃあこういう場合は？ってのが頭の中に浮かぶと思います。
そうやって見つけた「条件にマッチしたレース」の中から精査して・・・手を出す数を絞り込んで行けば、利益なんて余裕で出ますわ。みんな手を出し過ぎるんですよ。だから儲けられないんです。
「得意とするパターンを見つけ、それだけをやれ」
得意とするパターンを見つけるための道具が「とかで」です。いや、もはや「とかで」はその始まりでしかありません。
あなたの「得意パターン」を「必勝パターン」にするためにTOP(とかで・アウトプット機能)があり、
「必勝・・・必ず勝つ」んだから何も自分がずっとパソコンの前に張り付いてなくても、代わりの者(TRM自動投票機能)に買わせとけばいいじゃん！
・・・です(笑)。
今回はOdds Graphだけで例を示してみましたが・・・どうでしたか？「とかでにあるこの要素についても聞いてみたい」とか「このデータはどこまで有効？」とか、ご要望・ご質問とかありましたらお聞かせ頂けたら嬉しいです。質問が多ければまた・・・続編を考えてみますね。
多分絶対必ず。
