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「RDB Infoタブ」マニュアル

「RDB Infoタブ」&「デバッギングウィンドウ」

※この機能は「とかで」Unlimited版のライセンスとは別の、買取型のオプション機能となります。

RDB Infoタブ

RDBとは「リアルデータベース」の略です。クラレットインフォシステムズが毎夜作成してQdataファイルと共にアップロードしている「RDBXXXXXX.accdb(XXXXXXは日付)」というデータベースファイルを使用して、出走選手6人の「その進入コースにおける直近の10走の成績」を表示するためのタブがこの「RDB Infoタブ」です。

「とかで」のDATAタブで表示しているデータは・・・そのほとんどが「平均値」なわけです※。例えば選手の勝率とか、コース別の入賞率とか、コース別の平均スタートタイミングとか。これらは「ある一定の期間」における平均値として表示されています。

「ある一定の期間」とは・・・半期のこと。つまりはオフィシャルサイトの選手個人ページに載っている「選手期別成績」のデータです。半期という期間で集計され算出された「平均値」が表示されているわけです。

一方で今回の「RDB Info」タブで表示しているデータというのは「個々の数値そのもの」です。例えばその選手がそのコースからスタートした過去10レースにおいて、実際のスタートタイミングはどういう値だったのか、個々のレース結果は3着が何回あって2着が何回あって1着は何回あったのか?そして、1着を獲った時の捌き(決まり手)にはどういうものがあって、どの決まり手が一番多かったのか?そういう・・・個々の項目のデータそのものを抜き出して表示しています。

平均的な、丸められたデータではなく、直近の10走分の個別のレースにおける、レース毎の独立した値や結果をそのままその形で表示しています。

※「DATAタブのほとんどの値(項目)は半期の成績(選手期別成績)だ」と言いましたが、DATAタブ内にある『TOKADES展開予想図の前進度』はそのグレード、そのコースにおける直近の10走分のみを対象として算出しています。(平均値ではありません。) つまり、言い換えれば・・・TOKADES展開予想の前進度を算出するためのベースとなる値を一覧で表示しているのがこの「RDB Infoタブ」というわけです。(ただし、スタートタイミングだけは・・・参考として、このRDB Infoタブ内でも平均値として表示しています。)

【それをどう使うのか?】
結局のところ「平均値」というのは・・・「最終的に収束する値」のことです。「連続して1着を獲ることもあるけどミスすることも多くて6着も並べる」という選手の場合、平均値は3.5位となるわけですけど、3.5という数値から直接的に1や6を予測(想像)することはできませんよね。

でも、例えばこのタブで表示されている直近の10走成績が54654636524(←平均5.0)で、節も変わって今日が初日とか2日目とかだったとしたら、もうそろそろ1着や2着を獲るんじゃないか?3連に絡むんじゃないか?その選手の持つ半期の平均3.5という値に向かって・・・そろそろ数字が変わって行くんじゃないか?と考えても間違いではないわけです。

このRDB Infoタブに表示されているデータは(ごく一部を除いて)「平均値」ではなく、一定期間における個々の数値そのものの羅列ですから・・・その数値の羅列・数値の変化を見ることで「推移」というものを見て取ることが出来ます。「半期の平均値としてこういうスタートタイミングなのであれば、直近の10走でこういうスタートタイミングなのだから・・・もうそろそろ次のレースあたりでゼロ台スタートをするんじゃないか?」というような見方もできるんじゃないかと思うわけです。

選手は人間ですから・・・好不調の波が当然あるわけです。その選手が持つ平均値よりも今が好調な時、やがては平均値に向かって下降(収束)し始めるタイミングがあるはずです。今が不調な時であっても、やがては平均値に向かって上昇(収束)し始めるタイミングがあるはずです。そういう「変わり目」というか、そのタイミングを計るために活用できるんじゃないかと思ってます。

また・・・「選手vs選手」という観点で見る時にも使えると思います。DATAタブにある数値の大小を比較することで、「こいつとこいつならこいつの方が強い」ってことは分かりますが、あくまでそれも「平均値」としての話です。その平均値の中には大きな数字もあれば小さな数字もあり、それらを均した値を比較しているに過ぎません。そのコースにおける直近の10走分の内訳(10個の数字)を直接比較すれば、どちらの選手の方が好調なのかが見て取れるレースも出てくると思います。

「今から行われるこの一戦においてはどうなのか?」という・・・斉藤がずっと追い求めてきた「命題」に対する「答え」が出せるかもしれない、ヒントになるかもしれないデータが・・・このRDB Infoタブの表示データなのです。

それではこのタブの機能・表示内容について説明しますね。

「RDB Infoタブ」

■左サイド 「グレード別出走時データリスト」

グレード別に分類して各種データを表示しています。上から順に「SG出走時データ」、「G1出走時データ」、「G2出走時データ」、「G3出走時データ」、「一般戦出走時データ」となっています。SGやG1に出場したことのない選手は上の方の表はオールゼロが並びます。ここでは一番下にある「一般戦出走時データ」で説明しますね。

一般戦出走時データ

  • ・・・出走枠番
  • コース・・・オフィシャル出走表のコンピューター予想タブで表示されている進入予想コースにおけるデータ/スタート展示データ発表後はスタート展示時の進入コースにおけるデータに表示が変わります。
  • 登録番号・・・このタブでは選手の氏名は表示されません。
  • 出走回数・・・そのコースから出走した回数
  • 1着回数・・・そのコースからスタートして1着を獲った回数
  • 2着回数・・・そこコースからスタートして2着を獲った回数
  • 3着回数・・・そのコースからスタートして3着を獲った回数
  • 1着率・・・そのコースからスタートして1着を獲った率
  • 複勝率・・・そのコースからスタートして2着以内に入った率
  • 3連率・・・そのコースからスタートして3着以内に入った率

■右サイド「各種設定エリア」

各種設定エリア

  • 「RDB問合せ」ボタン・・・RDB Infoタブを表示した状態でQuickボタンを押すと連動してこのRDB Infoタブでもデータが表示されますが、RDB Info以外のタブを表示した状態でQuickボタンを押した場合、RDB Infoタブに表示を切り替えてもデータは表示されていません。この場合にこのボタンを押すことでデータが表示されます。
  • グレード変更・・・通常はチェックを入れずに空白でご使用ください。Quickしたレースのレースグレードを読み取って自動的にそのグレードにおけるデータを表示します。
    • 使用例・・・例えば元々開催数の少ないG2レースをQuickしてRDBデータを表示した時、直近10走分のデータが存在しない選手がたくさんいる場合があります。そういう「データ不足時」にこの項目にチェックを入れ、右横のプルダウンメニューから代替表示したいグレードを選択して「RDB問合せ」ボタンをもう一度押して頂ければそのグレードにおける成績データを表示します。※見終わったらグレード指定のチェックを外してください。チェックを外さないと次にQuickしたレースでもその指定したグレードにおける成績データが表示されて続けてしまいます。
  • 直近レース数・・・10~30の範囲内で変更できます。10未満にしても参考にならないデータになるだけなので10未満に出来ないようにしています。また、30以上にしても元々のデータベース(RDBファイル)が半年(または1年)しかありませんので検索に時間がかかるだけなので上限を30にしていますが、あくまでも「10」がデフォルトの設定値です。10以外の値に変更するとTOKADES展開予想の前進度との整合性が取れなくなります(後述します)のでむやみに変更しないことをお勧めします。
  • 「デバッギングウィンドウ」ボタン・・・あとで詳しく解説します。
  • 表示中のレース及び検索範囲とデータベース格納位置エリア
    • 一行目・・・現在表示中のレースの日付・競艇場名・R番号(グレード種別)となります。
    • 二行目・・・検索範囲を表示(およそ過去半年または1年)
    • 三行目・・・RDBファイルの格納場所(通常はSSHTフォルダ直下に格納されます)

■右サイド「直近10走成績表示エリア」

直近10走成績表示エリア
※縦に長いウィンドウですのでスクロールしてご覧頂く必要がありますが、ここでは1号艇のデータ表示部分だけを抜粋して掲載しています。

一行ずつ、下へと順に表示内容を説明しますね。

  • 一般レース(検索対象:一般 直近10レース)
    一般戦出走時のデータ、直近の10レース分を表示中という意味です。
  • 【1号艇】登録番号 4544
    1号艇 4544(松田大志郎選手)のデータという意味です。
  • 進入コースは1(対象10)
    1コースからの直近の10走分という意味です。直近のデータが10走分未満の時はその数を示します。
  • 着順 ,1,1,1,1,1,1,1,1,3,6 前進度 27
    直近の10走分の成績は1着、1着、1着…3着、6着という意味です。(左に行くほど最近の着順位となります。) 前進度とはDATAタブのTOKADES展開予想図における前進度の値のことです。
  • 決まり手 ,逃げ,逃げ,逃げ,逃げ,逃げ,逃げ,逃げ,逃げ,,
    直近の10走で1着を獲った時の決まり手を全て表示しています。(左に行くほど最近の値となります。)
  • 決まり手評価は 逃げ
    直近の10走で1着を獲った時の決まり手の内、最も多かった決まり手を表示しています。決まり手には「逃げ・差し・まくり・まくり差し・恵まれ」がありますが、「まくり差し」は「差し」としてカウントされ、最も多かった決まり手がここに表示されます。「差し」と「まくり」が同数だった場合は「自在」と表示されます。
  • 事故
    FやSと表示されます。
    記号意味
    Fフライング
    L0選手責任外の出遅れ
    L1選手責任の出遅れ
    K0選手責任外の事前欠場
    K1選手責任の事前欠場
    S0選手責任外の失格
    S1選手責任の失格
    S2他艇を妨害・失格
  • 平均スタートタイミングは0.151秒です
    この下の行で表示された直近の10走分のスタートタイミングの平均値を一応参考までに表示しています(笑)。
  • 2021/07/10 江戸川 12R => 0.12
    日付、競艇場名、レース番号、スタートタイミングの順で表示しています。この形式で直近の10走分全てのレースのスタートタイミングの値が表示されます。日付を見れば分かりますが一番上が最近のデータとなります。

続いて2号艇のデータ、3号艇のデータと続き・・・6号艇のデータまで表示されています。

■デバッギングウィンドウ


デバッギングウィンドウ

RDB Infoタブ内右上あたりにありますこの「デバッギングウィンドウ」のボタンを押しますと「デバッギングウィンドウ」が別ウィンドウとして表示され、その中にRDB Infoタブと同じ「直近10走成績表示」が表示されます。

このウィンドウもQuickボタンと連動しておりますので、Quickするだけで自動的に直近の10走分の成績が表示されます。

※表示される内容はRDB Infoタブ内と同一ですが、直近の10走分のスタートタイミングの表示行だけ、表記方法が違います。「2021071003124544」という表記になっておりますが、これは
「2021年/07月10日/03(江戸川)/12R/4544(松田大志郎選手)」という意味になります。

ちなみに・・・この「デバッギングウィンドウ」(debugging window)は「RDB Infoタブ」の開発中に動作内容や表示内容が正しいかどうかを確認するために、表示している内容を外部ウィンドウにも出力してDATAタブのデータと見比べるために作ったんですが・・・これが結構便利で、そのまま正式採用となりました。その時の名残で表記方法が異なってしまったようです(笑)。

※「デバッギングウィンドウ」では名前が長くて読みづらく発音もしにくいので短縮形の「デバウィンドウ」と呼んでいます(笑)。


Quick連動で一画面化?

この「デバウィンドウ」もQuickと連動しますので、このように並列に置いて表示させることで、Quick一発で・・・あたかも一画面であるかのようにデータを表示させて見比べることが出来ます(笑)。

【注意事項】
■出走数が少ないB級の選手、デビュー間もない若手選手の場合等・・・過去半年(または1年)間に同じシチュエーションのレースが少なく、表示されたデータが10レース未満の時があります。

この時、デバウィンドウで表示されている「前進度」の値と、DATAタブのTOKADES展開予想における前進度の値や捌きの表示内容が異なる場合がありまして、この場合は「TOKADES展開予想の方が正確」です。TOKADES展開予想における前進度も基本的には直近の10走分で算出してますが、半年(1年間)どころか「10走分が見つかるまでどこまでも過去に向かってさかのぼって検索して算出」しています。

デバウィンドウで表示されるデータの集計期間は直近の半年(または1年)間ですので、この期間内に同じシチュエーションのレースが10未満しか存在しない時、デバウィンドウ内の表示は行頭に*印をつけて、「対象が10未満である」ことを示しています。

【1号艇】 登録番号 4551
*進入コースは 1 (対象9)
*着順 ,1,2,2,1,5,1,2,1,1 前進度 24
*決まり手 ,逃げ,,,逃げ,,逃げ,,逃げ,逃げ
*決まり手評価は 逃げ
*事故 ,,,,,,,,,
*平均スタートタイミングは0.174秒です

このように、行頭に*印が付いている時は「参考程度」にデータを見るようにしてください。

■「直近レース数」を10よりも多い数にしても・・・

着順 ,2,2,3,1,1,1,5,1,1,1 前進度 27
決まり手 ,,,,逃げ,逃げ,逃げ,,逃げ,逃げ,逃げ
決まり手評価は 逃げ
事故 ,,,,,,,,,

・・・この部分の表示は変わりません。これは仕様でして、TOKADES展開予想における数値と整合性を持たせるためにこの部分は常に「直近の10レース」におけるデータで示します。直近レース数の設定値を10より多くしても変わるのは平均スタートタイミングの値とその内訳の表示のみとなります。ご了承くださいませ。

■【BPmode】
SSHTフォルダ内の、何もないところで右クリックし、新規テキスト文書を作成して下さい。拡張子が.txtのファイルです。作成したら BPmode.txt という名前に変更(リネーム)して下さい。テキストファイルの中身は不要です。空白で構いません。ファイル名がBPmodeであればOKです。SSHTフォルダ内に「BPmode」という名前のテキストファイルが存在している時、「RDB Infoタブ」と「デバッギングウィンドウ」の表記が少し変わります。BPさんはこちらの表記の方が見やすいんじゃ?と提案してくれたんですが、斉藤は従来(現仕様)の表記の方が良い!と思って・・・採用しなかった表記方式なんですが、データの「見やすさ」という点では間違いなくこのBPmodeの方が優れていると思いまして『隠しモード』として搭載しています。ぜひ一度お試し下さいませ(ニヤリ)。(※BPmode.txtを削除すれば元の表記に戻ります。)

■まれに「デバウィンドウ」が表示されなくなるケースがあります。タスクバー上ではアイコンが見えているのに、実際にはデスクトップ領域のどこにも見えない・・・という状況です。これにつきましてはQ&Aページの下記の項目にて解決方法を書いておりますのでご参照ください。
「とかで」Q&Aページ
※上記ページ内の「サブウィンドウが画面外に出てしまい、見えない・コントロールできない」の項目をクリックしてお読み下さい。

【補足説明】
現時点ではこのRDB Infoタブで使用しているRDBデータファイルは「選手データ詳細ウィンドウ」と共用です。その日初めて「選手データ詳細ウィンドウ」を呼び出すか、この「RDB Infoタブで直近の10走分のデータを表示させようとした時」にRDBファイル(RDBXXXXXX.accdb)のダウンロードが自動的に始まります。このRDBファイルは約50MBほどありますのでダウンロードに少々時間がかかることがあります。ご了承ください。しかし毎日ダウンロードしても常に「上書き保存」しますので長年に渡ってご使用されてもユーザー様のハードディスクを圧迫することはありません。


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