再認識!あなたの舟券成績を向上させる重要な鍵
再認識!あなたの舟券成績を向上させる重要な鍵
前回のメール記事でもちょっとだけ触れてましたが、ふとした思いから「選手データ詳細ウィンドウ」という機能を見直しまして・・・あ、「見直した」というのは「内容を改定する」という意味ではなくて、「やるじゃん!この機能!」という・・・自画自賛的な意味です(爆)。
とあるレースで、ふと「この機能を使ってみたらどうか?」という思いが浮かんできて、実際に使って確認してみると、自分の考える舟券構成を後押ししてくれている良さげなデータを見つけることができまして・・・そして獲りまして(嬉)、「やっぱいいね、この機能!」などと・・・自画自賛してました(笑)。
で、せっかく自画自賛・・・というよりも、この機能の有効性を「再認識」しましたので、この機能を開発した当時・・・なんでこの機能を必要としたのか等を振り返りつつ、あなたにシェアしてこの機能のことを深く知ってもらい、積極的に使ってもらおう!と思いまして・・・めっちゃ詳しい解説を書きました(笑)。
~ 出走表とかで買い目を導くアプリ ~
【選手データ詳細ウィンドウは
あなたの舟券成績を向上させる重要な鍵】
選手データ詳細ウィンドウ

この機能は「とかで」の標準機能です。任意のレースのQuick後、右クリックで表示されるコンテキストメニュー内から呼び出せます。
このウィンドウのデータ表示は専用の「RDBファイル」という過去半年分のデータを詰め込んだデータベースファイルを使います。(RDB Infoタブ&デバッギングウィンドウの有償オプション購入者さまは過去1年分のデータが使えるようになります。)一日に一回、最初に呼び出した時に最新のRDBファイルが自動でダウンロードされますが、これが約50MBもの容量がありまして、ちょっと時間がかかるかもです(苦笑)。
しかしこの「選手データ詳細ウィンドウ」を使えば、出走する6選手のことをより詳細に知ることができます。
この「選手データ詳細ウィンドウ」にはたくさんの機能が詰め込まれているのですが、全ての機能についての詳しい解説はマニュアルページ(このページの末尾にリンクを張っておきます)をご覧ください。本解説ページでは以下「この機能の開発に至った経緯」に記述した2点に絞って解説します。
この機能の開発に至った経緯
この頃(2020~2021年頃)、斉藤は2つのことで悩んでました。ひとつは「スタートタイミングの評価基準」で、もうひとつは「選手の強さの変化」でした。
「スタートタイミングの評価基準」
「結局、レースを決めるのはスタートだよな。いくらコース1着率が高くても、スタート遅れちゃ何もできないものな!」という悩みというか、そういう痛い目に何度も遭ってたわけです(笑)。
あなたもそう思いません?どんなに事前の評価(成績数値)が高くても、本番レースでドカ遅れのスタートをしやがったら舟券はすべてパーですよね(笑)。
「スタートは水物」と王者が語るぐらいですから、実際、そういうものなんでしょう。ですが我々は「だから仕方ない」ってわけにはまいりません(苦笑)。どこかの何かのデータを利用して、ちゃんとしたスタートを切る選手なのか、あてにならない選手なのか?ぐらいは把握しておかないとね!(笑)
そんなわけで、「当該レースにおいて、誰が一番早いスタートを切りそうなのか?」ということを正確に読み取る方法はないものか、と、あれこれ探し、考えまくって開発したのが、この「選手データ詳細ウィンドウ」機能です。
「選手の強さの変化」
ボートレーサー1600名の入れ替わりと言いますか、栄枯盛衰と言いますか・・・この頃、斉藤はボートレーサーの強さの変化に悩んでいました。
これ、多分あなたもこういった経験をされた時期があったのではないかと思います。強いと思っていた選手がイージーに敗れ、弱いと思っていた選手が頭を獲る・・・そういう痛い目に遭わされた経験が何度もあるんじゃないでしょうか?(苦笑)
斉藤の評価の中で、これまでは強かった選手が(年齢を重ねて、あるいは調子を落として)だんだんと弱くなっていく。そしてその代わりに「有望そうな若手」が台頭してくる。
斉藤のレース選択基準は5強1弱がメインですから、その中に弱い選手が居たとしてもあんま記憶には残りません。人気6位の新人選手が頭や紐(1・2着)で入着しない限り、その選手に注目することはなく、そして・・・注目してもそれは「想定外の驚き」であり「その場限り」のものであり、強烈な印象を喰らってどこかにメモして意識しておかない限り、翌日にはその選手の名前すら忘れてしまいます(爆)。
そんなわけで、斉藤の意識の中にある「強い奴、弱い奴、イマイチな奴」という分類を最新のものに更新・整理しなくてはならない時期がきているな・・・と感じていました。
これ、斉藤的には「何年かに一度」ぐらいのペースでやってきたことなんですけど、とにかく一度立ち止まり、このことにフォーカスして有望そうな選手の名前を覚えて、その選手を追いかけて実際のレース映像を見て行く・・・という「脳内の更新作業」をするべき時期が来てると感じてました。
しかし、この作業って・・・一朝一夕には終わりません。有望そうな若手をリストアップするのはまだ比較的簡単なのですが、「そこそこ強かった選手が下降線をたどっている」のに気づくのが難しいんです。
この斉藤の頭の中の「情報更新作業」に代わる何かいい方法はないものか、情報を更新すべき選手として名前が上がらなかった「そこそこ強い選手の成績の下降」や「そこそこ弱かった選手の成績の向上」等の変化・特徴を見て取れるような「画期的な代用方法」はないものか?と思って開発したのが、この「選手データ詳細ウィンドウ」機能なんです。
こんな感じで使います・・・あ、その前に!
RDBファイルのダウンロード
前述しましたが、この「選手データ詳細ウィンドウ」は常に「そのレースの日付からさかのぼること半年前までの期間のデータベース」を対象として抽出して表示されます。
※有償オプション「RDB Info&デバッギングウィンドウ」機能を有するユーザーさまの「とかで」は1年前までを対象として抽出・表示されます。
なので、ここで使用しているRDBファイル(リアル・データ・ベース・ファイル)に含まれる情報も「その当日から半年前(または1年前)までの日付のデータ」となり、「毎日更新」されますので、常に「その当日からさかのぼること半年前(1年前)までのデータ」しか載ってません。
このページで解説するのは2026年3月3日のレースとなりますが、毎日更新されるのでだんだんとこのページの挿絵とは表示内容が異なっていきます。そして3月3日より半年(または1年)が経過した時点でこの選手データ詳細ウィンドウで表示できるデータは何もなく(存在しなく)なります。
つまり、この解説ページを見てもお手元の「とかで」上でトレースができなくなるので(苦笑)・・・この日に使用していたRDBファイルをダウンロードできるようにしておきます。
2026年3月3日使用分のRDBファイルダウンロード
↑クリックでダウンロード
まずはデスクトップ上など、SSHTフォルダ以外の場所に一旦ダウンロードしてください。(約56MBありますので時間がかかるかも。)
「とかで」は常に最新の日付のRDBファイルを探して自動でダウンロードしますので、このRDB260302.accdbをそのままSSHTフォルダに入れて上書きしても参照できません。「このファイルをお使い頂く日付(今日の日付)にリネームしてから」SSHTフォルダに入れて上書き保存してください。
★選手の「スタートタイミングの評価基準」
女子戦、開催初日で明確な差のあるデータが無く混沌気味。TOKADES展開予想図における前進度的に、そしてコース1着率的に1・2号艇が有力そうだが・・・この内側3艇のコース平均STタイミングは、内から19、22、17となっており、期待や信用を置けるような数値ではない。

※ちなみにDATAタブの赤枠で囲んだ部分、コース平均ST、ST順、コース1着率、複勝率、3連率の数値は、オフィシャルの選手期別成績ページの「コース別成績」上のデータです。つまりは「直前期の成績」となります。この時期のレースの例で言えば、集計期間:2025/05/01-2025/10/31 ですから、実に今から半年以上前の成績を参照していることになります。

ちなみに人気は3頭。123のBOX買いならギリなんとか合成オッズが3.392あるが、3着に4・5号艇が入る可能性もあって苦しい。(3着流しだと合成は1.42しかなく6号艇を省いても1.457)
各艇の平均スタートタイミングは内から0.178、0.22、0.18という数値。でも1号艇と3号艇を比較してみて下さい。ほぼ同じ0.18という平均値でも、その平均値の根拠(分布)は違います。
- 1号艇は「0.15寄り」の0.178、
- 3号艇は「0.2寄り」の0.18、
- そして2号艇は「0.25寄り」の0.22、
ということが分かります。つまりこの3艇の中で最もスタートに期待できそうなのは1号艇ではないか?ということになります。
※ちなみにこの「選手データ詳細ウィンドウ」内の数値は「レース当日からさかのぼること半年間」(または1年間)におけるデータです。DATAタブの「TOKADES展開予想」のエリアで黄色でマーカーしている部分・・・コース平均STタイミング・前進度・捌きの欄は、そのコースにおける直近の10走分の成績となります。つまりは黄色のマーカー部分は「オフィシャルの期別成績よりも新鮮なデータ」となります。
DATAタブの表示に戻りますが、コース1着率の数字(直前の期別成績)と捌きの欄(同コースにおける直近の10走分の成績)に記載があったのは1・2号艇でした。
人気は3頭でしたが、3頭よりも1コース1号艇の方がスタートが信用できそうで、コース1着率的には3頭よりも1・2号艇の方が成績が良く、捌きの欄に記載があったのも1・2号艇。そして1・2号艇のスタートを比較すれば1号艇の方が信用できそうということで、
| 平均スタート比較 | 1号艇 >3号艇 >2号艇 |
| コース1着率比較 | 1号艇 >2号艇 >3号艇 |
| 同コース直近10走比較 | 1号艇 = 2号艇 >3号艇 |
以上のことから・・・早いスタートを切って一番最初に1マークに飛び込む最有力候補艇は1号艇ではないか?と予測することが可能です。
こんな感じで・・・スタートタイミングヒストグラムで平均値の根拠となっている分布を見れば、このレースでヤッてくれそうか、ドカ遅れの可能性もある選手なのか、ある程度予測することができます。
スタ展でどれだけヤリそうな、気を吐いたF気味のスタートをしていても、本番では遅れ気味なスタートを切ることが多い、結局は0.15よりも遅いスタートしか切れない選手である・・・ってことが分かるだけで、頭・紐艇から除外することができたり、枝艇(3着)にさえ残れそうもない・・・ということが予測できたりします。
ただし、だからと言って1号艇の頭固定でOK!という意味ではありません。王者の言うとおりスタートは水物です。1号艇がミスって0.2寄りのスタートをする可能性はありますし、3頭が0.15寄りのスタートをする可能性はいつだってあります。そういった誤差を考えて買い目を構成すべきで、決め打ちするために「スタート一番艇」を探したのではありません。いや、決め打ちを全否定しているわけではありませんが(爆)。
誤差の範囲内、可能性の範囲を探るためにこの「選手データ詳細ウィンドウ」を使って調べたのです。斉藤は、このレースでは安全性を考えて・・・
- 123のBOXから頭艇を1艇だけ省いた4点買い、
- 頭1艇固定の流し、
このどちらかが最適ではないかと判断しました。
でも、それも全ては「合成オッズ次第」です。「得られるリターンとリスクが見合ったものか」を考慮して最終的な買い目構成やGo・パスを決めるべきなんです。
<とかで投票分析タブ 合成オッズ比較>
【スタート信用】
買い目構成:13-123-123
合成オッズ:4.856
【コース1着率&捌きの欄信用】
買い目構成:12-123-123
合成オッズ:4.496
【1コースのC1着率30%は信用できない】
買い目構成:23-123-123
合成オッズ:6.202
4号艇と5号艇の3着入賞が怖ければ・・・抑えの目としてそれらの買い目を増やすしかないのですが、そうすると合成オッズが2点台まで落ちてしまいます。リターンが見合ってないのでそれをカバーするためには頭艇を1艇減らすしかありません。

1-23-2345:合成3.54 / 2-13-1345:合成4.624 / 3-12-1245:合成5.332
結局、斉藤が選択したのは13-123-123の4点買い、合成オッズ4.856でした。

レース結果は123で的中!5分前投票でしたが的中目の123のオッズは変わらず1,440円の配当で、+19,480円の利益、489.6%の回収率となりました。
<レースリプレイ>
スタートは確かに3が出張ってましたけど、まぁ横一線ですよねぇ(苦笑)。だけどコース1着率的に前進度的に内側2艇のどちらかが頭で、内側3艇で決まりそうなレースだと思えたんです。その根拠は・・・(後述します)
王者の言うとおり「スタートは水物」だけど、そう認識してしまうと何でもありの舟券構成になってしまう。我々はなんとかしてそこに「根拠」を見つけて、その根拠に沿って舟券を構成して投票するしかないのだ。
まぁ毎レースそれを正しく読むのは難しいですが(苦笑)、この「選手データ詳細ウィンドウ」を通してたくさんのレースを見ていると、このような感じで時々それが分かる(答えが書いてある?)レースが実際にあるんですよね。そして同時に「(スタート的に)期待できそうもない艇」が分かるようになり、あなたの買い目の削減にもつながります。
で・・・このレースで斉藤は6号艇を3着の買い目にさえ入れませんでした。全くの「存在無視」でした。もちろんDATAタブを見ただけでもそう判断して構わなかったのですが、この「選手データ詳細ウィンドウ」内の他の項目においてもそれが表示(表現)されていたんですよね。そして「内側3艇で決まるだろう」と見た根拠もそこにありました。それは・・・
☆選手の「強さの変化と分類」(強い奴、イマイチな奴、弱い奴)
※右側のハイライト部分が着順ヒストグラムです。
斉藤はこの形状に注目して分類しておりまして、この形状を見れば「強い奴と弱い奴とイマイチな奴」が分かるというか、出走する6選手を比較することができるんですよね。
↑この部分です。
この部分を見れば、このびわこ1Rは内側3艇の争いであること、外側には「弱い奴寄り」の「イマイチな奴」しかいないことが分かります。だから3着を流さなかったのでした。(※もちろんそれが凶と出るケースもありますけど(苦笑)、大事なのは毎レース必ず当てようとすることではなく、「当たった時に得られるリターンとリスクのバランスが取れているレース」のみに手を出して行くことですので。)
え?どんな分類方法なのか分からない?
こんな感じです。すみません。ボカしてます(爆)。
これは有償のメンバーさまだけにお伝えしている内容なのでここでは詳細を伏せさせていただきますが、そんなに難解なものではなくて、やればまぁ簡単に比較できるようになるんですけど(ニヤリ)、それなりの図と解説文章が必要なので・・・詳しく知りたければ斉藤ワールドの奥へと入ってきていただけたらと思いますが、こんな感じに分類しています。
「強い奴と弱い奴とイマイチな奴」の見分け方

余計分からんわ!(超爆)
さて・・・
この選手データ詳細ウィンドウはDATAタブとは違ってデカデカと選手の名前を表示してますけど、それはこの「選手データ詳細ウィンドウ」を利用する段階においては、もう見て(見えて)しまっても構わないというか、選手の詳細を知ろうとしてるんですから・・・名前を見てもOKなわけで(笑)、だから思いっきり大きな文字で選手名を表示しています(笑)。
というか、1600名も選手がいると、(inyaさん以外の大多数のファンは)その全てを把握することは不可能です。
純粋に数字だけを見て艇の優劣を決めようと心掛けている斉藤は、選手のネームバリューに影響されないように、常日頃から極力選手の名前を見ないように努めています。名前を見るのは最後の最後にするようにしているのですが、それでも見て(見えて)しまうこともあります。見て(見えて)「あぁ あいつね!」と分かればいいですけど、名前見ても分からない、「キミ誰?」っていう若手選手もいるわけです(苦笑)。
そういう時、この「着順ヒストグラム」を使い、その形状をイメージ化して比較すれば「イマイチな奴」をより詳細に知ることができます。「イマイチな奴」としか認識できてなかった選手が、実は「強い奴寄り」だったり、逆に「弱い奴寄り」だったりすることが分かります。
その日、そのレース時点における「直近の半年(または1年)分の着順位の集計値」となりますから、着順位の推移・・・つまり、強くなったり弱くなったりしてきた変化そのものの経緯は見て取れませんけど、
- あれ?こいつ思ったより入賞してるやん!
- あれ?こいつ強かったはずなのにこんな成績なん?
という、その選手に対する「あなたご自身の認識」とのズレに気づけます。そのズレに気づけたら「買い目を変える根拠」あるいは「買い目を減らす根拠」というものを手に入れたことになります。
が!それ(記憶が脳内に蓄積されて行く)だけでは終わりませんぜ!(ニヤリ) 気づいたことがあればメモできるようにしているのが「とかで」のいいところ(笑)。選手データ詳細ウィンドウを見て「気づいたこと」や「経験したこと」をメモすることが可能です。

選手データ詳細ウィンドウ内にある各選手の氏名の右にある「登録」ボタンを押すと・・・その選手をコメント付きで「とかで」に登録することができます。タイトルを付けたテーマ別のリストを作成して登録することも可能です。

上記の例は「壮年レーサー」のリストを表示していますが、このようにしてRacerタブに登録することで「とかで」の活用の幅が広がります。OKINIレーサーとして登録済みの選手だけの出走リストを表示させることができますので、特定の選手を追いかけて狙い撃ちすることができるようになります。(上記リストの任意の行をクリックするだけでQuick動作が行われ、データが表示されます。)
ということで・・・この機能を使うと使わないとで、買い目点数はかなり変わってくるんじゃないかと思いますぜ。多分、絶対、必ず。
実際、この「選手データ詳細ウィンドウ」機能を開発してから以降、斉藤はこの機能を利用すればするほど・・・無意識のうちにその選手に対する自身の認識のズレが修正されていくようになり、定期的な「脳内の情報更新作業」も短期間で済むようになりました!
例題解説レース
もう一つ、別のレースでこの「選手データ詳細ウィンドウ」の実戦時の活用事例として解説してみましょう。
開催2日目で節間の調子は掴めず。スタ展における進入隊形は枠なりではない。1・2・5号艇にコース1着率の数字が(2桁)あり、TOKADES展開予想図における前進度も高い。コース平均STは4コース5号艇が11とトップに早く、展示タイムも一番時計。その5号艇のすぐ外5コース6号艇にも前進度があるのが不気味。
1コース1号艇のコース平均STは17と早くはなく、コース1着率もわずかに50%を切っており信用するにはやや心許無い数値で、4コース5号艇の37.9%というコース1着率の方が信用度が高く感じられる。
- 「コース1着率」的な見地からは125の3艇が有力、
- 「前進度」的な見地からは1256の4艇が有力、
- 1コース1号艇 vs 4コース5号艇の構図。
・・・っていうところでしょうか。
人気は5頭。4コース取ってるし展示一番時計だし前進度トップだしC平均STトップだしST順もトップだしC1着率も事実上のトップみたいなものだしA1だし・・・5号艇が人気頭、1着の最有力候補であることは当然だろう。
ベースとしては、1256の24点買いで合成1.327、となります。ここから「どういう展開になり、どこまで買い目を絞り込んで行けるか」ということを考えて行きます。
「1コース1号艇 vs 4コース5号艇」という構図で、1マークで1号艇が主導するのか5号艇が主導するのかを正しく読もうということ。
- 1が逃げれば5は捲り差し、2と6は差し、
- 5が捲れば6が追従して捲り差し、1と2が続く、
- 5が捲り差して抜ければ1が続き、2と6が続く、
こういった予測が出来るでしょう。で、この中で現実となるのはどの展開パターンなのか、どれが一番可能性が高いのか?
それを正しく読むには大前提として「誰がスタートを決めて最初に1マークに突入しそうなのか」を知ることが重要。だからまず最初にすべきは「スタートタイミング評価」です。
選手データ詳細ウィンドウ(スタートタイミングヒストグラム)

※このレースは枠なり進入ではないので「スタ展進入フィルタ」を適用
1コース1号艇は0.15寄りの0.167
2コース2号艇は0.2寄りの0.18
4コース5号艇は0.15寄りの0.109
5コース6号艇は0.2寄りの0.156
スタートは5号艇が先導しそう。0.15寄りとはいえ平均0.109というスタートは驚異的な数字ですし、展示一番時計でもありましたからね。
コース1着率の数字上のトップは1コース1号艇の46.7%ですが、1コースからスタートするのに1着率が50%を切っているということで、斉藤的には評価を下げます。4コースからの1着率37.9%の方を高く評価しました。
ということで・・・↓こんな感じかな。
| 平均スタート比較 | 5号艇 >1号艇 =2号艇 =6号艇 |
| コース1着率比較 | 5号艇 ≧ 1号艇 >2号艇 =6号艇 |
| 同コース直近10走比較 | 5号艇 >1号艇 >2号艇 =6号艇 |

ちなみに上記「同コース直近10走比較」(前進度の比較)の根拠は「RDB Info」タブで確認できます。1・2・5・6号艇のみ転記しますと、
【1号艇】 登録番号 4892
進入コースは 1 (対象10)
着順 ,1,3,1,1,4,4,5,1,2,3 前進度 21
決まり手 ,逃げ,,逃げ,抜き,,,,逃げ,,
決まり手評価は 逃げ
事故 ,,,,,,,,,,
平均スタートタイミングは0.182秒です
【2号艇】 登録番号 3746
進入コースは 2 (対象10)
着順 ,1,2,3,4,4,6,3,3,4,2 前進度 18
決まり手 ,差し,,,,,,,,,
決まり手評価は 差し
事故 ,,,,,,,,,,
平均スタートタイミングは0.204秒です
【5号艇】 登録番号 4236
進入コースは 4 (対象10)
着順 ,5,1,2,3,5,2,3,3,3,1 前進度 24
決まり手 ,,まくり,,,,,,,,差し
決まり手評価は 自在
事故 ,,,,,,,,,,
平均スタートタイミングは0.109秒です
【6号艇】 登録番号 4375
進入コースは 5 (対象10)
着順 ,3,6,3,4,1,3,3,6,3,5 前進度 18
決まり手 ,,,,,まくり差し,,,,,
決まり手評価は 差し
事故 ,,,,,,,,,,
平均スタートタイミングは0.166秒です
もうひとつ、追加の証明があります。
これは「スタートタイミング推移グラフ」です。そのコースにおける直近の半年(または1年)分のスタートタイミングを折れ線グラフとして示したものです。
グラフ内の水平に引いている赤い線がスタートタイミングの平均値で、上側の破線はアッパーラインと言って「平均値よりも遅い数値だけの平均値」、下側の破線はロウワーラインと言って「平均値よりも早い数値だけの平均値」です。上下の破線で挟んだエリア(黄色でマーカーしている領域)を「スタートタイミングゾーン」と呼んでまして、選手それぞれのスタートタイミングの幅(安定度合い)を示すデータです。({ 印でも示しています。)
5号艇のスタートタイミングゾーンを見てみて下さい。いかに狭い領域で(安定した)スタートしているか!それに比べて(このレースでは投票の対象外ですが)4号艇がいかに当てにならないスタートをしているか、一目瞭然だと思います。
投票対象の1・2・5・6号艇の比較でも、5号艇のスタートタイミングゾーンの位置と帯域の狭さは他艇と比べて群を抜いて優れていることが分かります。
このスタートタイミングゾーンは、「早い時もあれば遅い時もある。だから平均値として見る」だけでなく、さらに一歩踏み込んで「どれぐらいの幅の安定したスタートをしているのか?」を示すデータです。
スタートタイミングヒストグラム(分布)では「0.2寄りの」0.15(平均値)とかいう表現をしていましたけど、この推移グラフではスタートタイミングのばらつきの幅を「ゾーン」として視覚的に見てもらうことが可能です。
余談ですが、この折れ線グラフ・・・基本的に「上がったら下がり、下がったら上がる」ことが多いと思いません?もちろん「上がって上がって」や「下がって下がって」もありますけど、パッと見、「上りと下がりは交互になってることが多い」ようには見えないでしょうか?
株式等のチャートで言う上昇・下降トレンドじゃないですけど(苦笑)、「ほぼ交互に繰り返すものだ」と無理やり仮定したら、次のレースではどうなるか予測する・・・いや、「ヤマを張る」こともできると思いませんか?(ニヤリ)
例えば1号艇は上昇トレンド(次は遅くなる)、2号艇は横ばいまたは上昇トレンド(少し遅くなる)、5号艇は横ばいトレンド(現状維持)、6号艇は下降トレンド(早くなる)って読んだら・・・「頭艇決め打ち」が可能な時もあるんじゃ?と思うのですがどうでしょうか?

どうでしょう?偶然だと思います?(ニヤリ)
ということで・・・
「1コース1号艇 vs 4コース5号艇」という構図で、データ的には4コース5号艇が1着の最有力艇という推論になりました。つまり「5号艇が飛び出して1マークを先マイするだろう」ということです。買い目構成的に言えば56-1256-9となります。
※もちろん「スタートは水物」ですので、この予測とは真逆に・・・スリット通過後に4コース5号艇が抜け出せなかった場合は、1コース1号艇が先頭で1マークを周ることになり、5号艇は捲り差しに切り替えることになるでしょう。そうなると6号艇は2番差しとなり入賞の可能性は薄くなり、つまりは1-256ー9という買い目構成もあり得て、その場合の合成オッズは3.03になるんですけど・・・それは「頭の中で考えられる複数の展開パターン」の中の一つ、可能性の一つに過ぎません。
データは4コース5号艇を支持しています。
- コース平均STが17で、ほぼ展示ワーストタイムの1コース1号艇が先頭で1マークを周り終えるという可能性は低く、コース1着率も心許無い数値、
- コース平均STが11と最も早く、ST順も1.7位と他艇を圧倒している4コース5号艇は直近の10走でもその早さを保っていて、展示タイムは一番時計。「スタートタイミング+展示タイム」の合計値は断トツのトップでコース1着率も4コースからとしては高い数値。
このように・・・データ上では「5号艇が先頭で1マークに到達する可能性が高い」と出てるのです。数字を根拠にして舟券を組み立てる以上、それに沿った買い目構成を組むべきで、だから1頭の買い目構成は頭の中から排除することになります。
ということで、5号艇が飛び出して捲って1マークを先マイし、それに外の6号艇が相乗りし、1コース1号艇が生き延びられるか?という展開になるのではないかという推論に達し、買い目構成的には56-1256-9となったのですが・・・合成オッズは2.333しかなく全然足りません(苦笑)。
ここからさらに買い目を絞り込んでいく作業に入ります。
- 5号艇が先頭で1マークを握って回ったらそれに続くのは6号艇?
- 5号艇が捲って外へと流れたら6号艇がごっつあん!の頭?
- 5号艇が捲り切れずに捲り差しに変えた場合は1が残るかもしれない?
この中で最も実現性が高い展開パターンはどれでしょうか?
それを推測するためにあるのが「着順ヒストグラム」です。
選手データ詳細ウィンドウ(着順ヒストグラム)

またもボカしですみません(苦笑)。この着順ヒストグラム的には3号艇と4号艇は不要、そこに居ない者として扱ってもまぁ構わないだろうという判断ができました。そして逆に6号艇は買い目に必要な艇、5号艇の捲りに相乗りできる実力の持ち主であることも分かりました。

なので買い目構成的には3号艇と4号艇を省いた56-1256-1256の12点買いとなり、合成オッズは3.021まで上がりました。ギリギリですが(苦笑)、解説に使うためにもGo!(爆)

レース結果は625で的中!+14,470円の利益、回収率389.4%となりました。
って・・・あれ?6頭じゃん!イチオシの5号艇は3着じゃん!(笑)
<レースリプレイ>
4コース5号艇はスタートを決めるも抜け出せず、外の5コース6号艇が握って回って捲り差し(笑)。5号艇は差しに構えるも行き場を失って5番手でターンマークを回りやがった(苦笑)。6号艇の捲り差しは1号艇に届いて2マークで1位となり、2号艇と1号艇と5号艇が後を追う形の6-2-15という展開。1号艇のライン取りがクソ悪くて3周目に5号艇が逆転して625という結果に。
『おぃ斉藤!お前の展開予想、全然違うじゃん!』
はい。そのとおりでございます(笑)。「5号艇が捲り、それに相乗りの6頭」は想定してましたが、6号艇単独の捲り差しは全くの想定外でした。すみませんねぇ(爆)。
でも舟券は獲ってます。「5号艇が捲っての、それに相乗りした6号艇の捲り差し頭」がカバーしてくれました。これが展開の誤差、予想の誤差です。そんな100%正確に展開が読めるはずがありません(苦笑)。だから買い目構成でカバーしているのです!(ニヤリ)
あなたの「予想の誤差」を、あなたの「買い目構成の範囲内」に収めるための機能・・・
それが「選手データ詳細ウィンドウ」なのです!
余談ですが・・・
このページで例題として挙げた2つのレース、どちらもですけど、B級選手って、道中のコース取り(ライン取り)が甘いんですよねぇ。もちろん個々の戦いという意味でそのラインを取ってるんでしょうけど、普段よく見るグレードレースのA級とは違って、「そんなところ走ってるから抜けねぇんだよ!」とかボヤいてしまうのは斉藤だけでしょうか(苦笑)。
ということで・・・
この「選手データ詳細ウィンドウ」には他にもいろんな機能があります。ぜひ下記のリンクからたどって、時間作って「隅から隅まで」読んでみて下さい。
きっと、今のあなたに足りない部分を補えて、そしてあなたに新たな気づきをもたらせると思いますぜ!
■「投票分析タブ」マニュアルページ
(最下部にある「選手データ詳細ウィンドウ」の項目です。)
https://kyotei.claretinfosys.com/index.php?tokademanual1
■「選手データ詳細ウィンドウ」の詳細解説・具体例
https://kyotei.claretinfosys.com/index.php?QBlog-20210719-1
■菊地モードの使い方『ワンポイントアドバイス』
https://kyotei.claretinfosys.com/index.php?QBlog-20210727-1
この「選手データ詳細ウィンドウ」機能を使ってみたい!と思ってくださりましたら・・・以下より「とかで」と「永遠オッズDB」をセットで、良かったら「オリ展DB」もセットでお申込みをしてください!
★「とかで」Unlimited版 ライセンスお申込みページ
https://kyotei.claretinfosys.com/index.php?%3Aselfpaybanktokadeandeiendb
斉藤 圭佑












