感情をコントロールする方法
感情をコントロールする方法
先日のブログで・・・「感情のコントロール」
ということについて、少し触れました。
ユーザーサポート時における感情の上がり下がり、
ぐらつきというものを記した内容だったんですけど・・・
実はこの「感情のコントロール」というのは、
ギャンブラーにとっては「最も大切な要素」だと
斉藤は思ってまして・・・
で、コメントをくれたinyaさんに問いかけて
みました。
ギャンブルには欲が付き物で、人間の感情と
切り離せないものだと思ってます。だからこそ、
感情をコントロールすることが大切だと思うん
ですが、inyaさんはどうやってコントロールして
ますか?
個々の選手の能力判断には感情が入り込む余地は
少ないと思いますが、金を賭ける時の・・・オッズの
値によって欲が生まれ、感情が芽生えたりしませんか?(笑)
そのあたりのことについて、inyaさんのブログ等で
レクチャーして頂けたら嬉しく思います(笑)。
そしたら・・・「感情のコントロール」について、
inyaさんの考え方を自身のブログで披露して
下さいました。
・・・inyaさん、ありがとうございました。
一言で言えば・・・やっぱりね!って気持ちです(笑)。
「感情のコントール」を意識せずに勝ち続けるのは
いかに難しい事かを・・・ちゃんとご存知というか、
経験していらっしゃる・・・。
inyaさんにとっての「感情のコントロール」とは、
「負けている時の対処」、この1点のような気がする
・・・と書かれてました。
まさに・・・おっしゃる通りだと思います。
また、
基本的に「オッズの値によって欲が生まれる」
ということはない
・・・とも書かれてました。これも、inyaさんの
買い方を考えれば、至極当然なのかも。
緊迫した追い詰められた状況の中で、適切な判断と
対応ができるようになるのは私にとってすごく
難しいことです。
もちろん、それができればベストなんですけど、
その人の度量と性格に大きく関わってきますからね~。
だから私は、自分自身で「焦っている」と感じた時
には舟券を買わないようにしているんです。
冷静な状態の時に準備できることはすべて準備しておき、
直前にするのは微調整のみ。それすらままならない
ような「焦り」を感じた時には見。
これじゃ「コントロール」というレベルではない
ですが、今の自分にはこれしか言えないですね。
・・・そんなことはないですよinyaさん!
これは立派なコントロールだと思います。
「感情をコントロールする」とは・・・
感情そのものをすり替える、変更する、気分転換を
する・・・って言うことじゃないと思うんです。
ま、心理学的には・・・そういう方法もあるとは
思いますけど(笑)・・・
少なくとも「ギャンブラー」にとっての
「感情のコントロール」とは、
現在の自分の感情を知り、その感情が元で、
ぶざまな損害を被らないようにする。
そのためにはどう考え、どう行動するのか?
・・・ということだと思うんですよね。
予想力があるとか、データの分析力があるとか、
必勝法を編み出しただとか、攻略法を知っている
だとか・・・
残念ながら・・・それだけでは勝てません。
長く勝ち続けることは出来ないんです。
もちろん、そういうのは身につけるべきで、あなた
自身の、オリジナルな手法というのは確立するべき
だと思ってはおりますが・・・
でも・・・それだけではダメなんです。
知識とテクニックを身につけ、苦労して編み出した
手法があったとしても・・・
ご自身の感情をコントロール出来ないことには、
せっかく身につけ、確立させたものが・・・全く
役に立たなくなってしまうと思うんです。
なぜなら・・・
どんなに素晴らしい手法を編み出したり、予想力を
身につけたとしても・・・それでも、100%の
的中率を誇ることはできませんよね?
必ず・・・外れる時があるんです。
その「外れ」で失った金、即ち「損金」を取り返そう
とする時に・・・人間は、冷静でいられなくなります(笑)。
ま、1回外しただけとか、資金に余裕があるうちは
それほどでもないんでしょうけど・・・
連敗して負けが込んで来ると、多分、絶対、必ず・・・
だんだんとアツくなって行き、冷静な時の考え方
というのが出来なくなって行くものなんですわ。
アツくなればなるほど・・・冷静な時なら決して
考えたりしないことを考えてしまいます。
レースを予想するいつもの手順が変わってしまったり、
不確定要素があることに気付いておきながら、理由も
なく却下したり、必要以上に過大評価して思い込みで
買い目を決めてしまったりします。
例えば・・・
斉藤は普段、スタ展時のスタートコースにおける
平均STタイムと節間の成績、そのコースにおける
コース3連率までを見て、慎重にいろんな展開を
考えて・・・最も現実的だと思える答えを導いてます。
ですが、その日の調子、その日の結果が・・・斉藤の
予想通りの展開にならず、負けが込んでくると、
「焦り」・「腹立たしさ」という感情から・・・
だんだんと、いつもより波乱系の展開を考えてしまう
ことが多々あります。
ま、元々・・・斉藤の場合、本命系が少しズレた
ような、中穴系のレースを選定し、ある程度幅を
持たせた多点買いで買っています。
なので、レース結果が中穴ではなくて、大穴の結果
となることが結構あります。
ですが、それはあくまでも「おまけ」的な的中として
捉えておりまして・・・
あくまでも、斉藤が読んだ展開の中で、購入した
買い目の中で・・・たまたま最も波乱寄りの結果と
なっただけの話でして、たまたまその買い目の
オッズが万舟券だっただけ・・・と、あくまでも
「結果論」として捉えているだけなんです。
ところが、「現時点で負けている」という状況に
なると・・・話は変わります(笑)。
次はなんとかしなきゃならない、出来るだけ早期に
この負け分を取り戻し、想定してた利益を勝ち取り
たい・・・と焦ります(笑)。
で、考えるのは・・・大波乱系(爆)。
元々が中穴系の狙いですから・・・ほんの少し波乱の
程度が大きいだけで、大穴を狙えます。
いつもならそれを結果論として受け止めていたはず
なのに、その大波乱を「必然・当然」と前提して
・・・予想してしまいます。
例えば・・・多点買いの内、最も順当で、かつ、
個々のオッズの低い買い目を削除して、より大きな
オッズの買い目だけに絞り込むとか増額するとか(笑)・・・
そういう・・・自分の勝手な都合で、いつもよりも
波乱系の読みをして、波乱の結果を狙ってしまう・・・
というのは、
じゃあ斉藤よ、お前にとって、一体何のために
「普段の考え方」ってのがあるんだ?
ってことになってしまいます(笑)。
前の晩にそのレースについて考え、1マークの展開を
予想したことを・・・意味のないことにしてしまう。
何のための前夜の抽出、予想だったのか?という
ことになってしまいます。
結果、いつも通りの読みで、いつも通りの買い目
展開なら当たっていたものを・・・
そんな小さな合成オッズ値では損失を埋められんわ!
儲からんわ!と、買い目を変え・・・外してしまう(笑)。
そういう・・・ぶざまな外し方をしてしまうんです。
もしも・・・この時点までで勝っていたら、あるいは
このレースが今日の初戦であったならば・・・
おそらく斉藤はいつも通りの考え方で、いつも通りの
買い目展開で、いつも通りの合成オッズで良しとして、
勝ちを手中に収めていたはずだ・・・。
なんて思ってしまうともうダメで(笑)、焦りの感情は
臨界に達し・・・ホウ素や海水を入れたぐらいじゃ
冷えない、止まらない(爆)。
感情のコントロールは制御不能となり・・・
どこかに一発逆転できそうな、良いレースはない
か?と探し出し・・・昨夜の選定では候補になら
なかったはずのレースを無理やり見つけ、候補
レースに昇格させ・・・ドでかい一発!を狙って
しまいます(爆)。
つまり・・・圧力容器から漏れた水素に火花が引火し、
水素爆発を起こしてしまうんです(爆)。
「おぃ斉藤!お前、昨晩に時間かけてきっちりと
見てセレクトしたんやないんかぃ!」状態です(爆)。
それなりに下調べして、良いと思ったから候補レース
としてピックアップしたのに・・・あろうことか、
それ以外のレースに手を出してしまう・・・。
こうなるともう・・・メルトダウンへとまっしぐら(笑)。
感情が暴走してしまってますから・・・しまいにゃ
何の根拠もない、あるいは薄い根拠で、出走する
選手の名前を見たり、節間成績を見たりして、一発
逆転のレースを探してしまうんです。
おっ!●●選手かぁ、これは行けるかも?なんて
考えで、却下したはずのレースを無理やり候補
レースに昇格させ、他の選手のデータなどろくに
見ず、先にその選手の節間データや平均STや
コース3連率を見てしまう。
先に一人の選手だけを見ることによって・・・
その選手が勝つだろう、と頭の中で既成概念化
してしまう。
こうなると他の選手のデータが頭に入らない。
予想しているつもりが妄想し、少々不利なデータ
など取るに足らない要素だと・・・切り捨てて
しまう。
早期に損失を取り戻したいがために、普段とは
違う考え方でデータを見てしまう。
なぜか高配当な結果になりそうな気がして(笑)、
大波乱になるのでは?と考えてしまうんです。
続く・・・