OneDrive配下にSSHTフォルダを置くと雄琴!(おーごと)
OneDrive配下にSSHTフォルダを置くと雄琴!(おーごと)
斉藤です。こんばんは。
本日既に7日ですけど・・・年明け一発目の記事(ブログ記事)なんでご挨拶を!
あ、違った!年明け一発目は「とかで」のアプデ版のお知らせをお送り済みでした!新春早々その節は・・・元旦の午前3時半という時間帯からの、いきなりのご迷惑をおかけしてすみませんでした(苦笑)。
でも、斉藤の気持ち的には今回の記事が新春一の発目なので・・・やっぱりご挨拶を!
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致します!
ということで今回の話題は・・・OneDriveについて。年末年始にかけて、これが原因だと推測されるトラブルのご報告・ご相談を複数受けましたもので。そういやこれについてなんのコメントも出してなかったわ!ということを思い出しまして(苦笑)・・・今回の話題となりました。
※割と重要事項というか、将来的にも重要事項であり続けると思うんで、ほぼ同じ内容の解説を「とかで」Q&Aページにも記載しております。
マイクロソフトのOneDriveは、Micorosoft Office等の一部のファイルや写真、Windowsの設定等を保存したり同期することが出来る便利なサービスなのですが、「とかで」や「永遠オッズDB」の置き場所としては決定的に不適格です。
例えば「とかで」でQuick動作をした時、オフィシャルサイトの出走表ページやオッズページにアクセスして必要なデータを取得するのですが、それを「とかで」上で表示させるためにSSHTフォルダ内の様々なファイル内に一時的または恒久的にデータを記録・保存します。
つまり(OneDrive内にある)SSHTフォルダ内のファイルにデータが書き加えられる、あるいはデータが書き換えられるわけなのですが、OneDrive内にあるファイルが更新されるとOneDriveのシステムはローカル(あなたのPC内の)OneDriveフォルダとクラウド上にあるOneDriveフォルダの内容を同期しようとします。
この時、同期中のファイルを「とかで」が開くことが出来ず、また、通信環境が悪いとなかなか同期が終わらず、「とかで」や「永遠オッズDB」が次のアクションに進みたくても進めず、内部でタイムアウトとなり・・・次の動作に移れなくなり、エラーを吐いて止まってしまうことがあります。
そしてまた・・・おそらくはOneDrive内にもセキュリティの目が光ってまして、通常はユーザー(人間)が開いたりしない種類のファイルが開かれたりデータ内容が変更されたりすると、システムによってその動作がブロックされることもあるのではないかと推測しています。実際の話、外部との通信のためのライブラリファイル(.dll)が勝手に消去されたりもしてます。
そんなわけで、OneDriveフォルダ内に「とかで」や「永遠オッズDB」をインストールしないでください。「とかでインストーラーVer2.1」を使って「とかでシリーズを新規でインストールする」で選んだインストール場所はOneDrive配下ではない場所を指定してくださいね。
●ところがデスクトップはOneDriveの配下
OneDriveは標準仕様として「デスクトップ領域にある全てのフォルダやファイルは同期の対象」となります。なので・・・
- OneDriveを使用する場合はデスクトップ上にSSHTフォルダを置いてはいけません。デスクトップ領域以外の別の場所、例えばCドライブ直下にSSHTフォルダを置く(「とかでインストーラーVer2.1」を使ってインストールする)必要があります。
- あるいは、OneDriveを使用するけどデスクトップは同期の対象外とする設定にして運用するのであれば、デスクトップ上にSSHTフォルダを置いても問題ありません。
- OneDriveを使用しない場合はデスクトップ上にSSHTフォルダを置いても問題ありません。
●確認方法
デスクトップ上にある「とかで」や「永遠オッズDB」のショートカットアイコンを右クリックしてプロパティを表示し、「ショートカット」タブ内の「リンク先」欄を確認。リンク先として表示されている文字列の中に「OneDrive」という文字表記があればOneDriveの配下のフォルダになってしまっています。(↓クリックで拡大)
例えば・・・
C:/Users/keisuke saito/OneDrive/デスクトップ/SSHT
↑上記のような表記は真の意味でのデスクトップ上に置かれていません。「OneDrive配下のデスクトップ」なので正常動作しなくなります。
↓正しくはこうです。(OneDriveという文字列が無ければOK)
C:/Users/keisuke saito/デスクトップ/SSHT
フォルダの置き場所(リンク先表記)内に「OneDrive」という表記があってはダメですので!
★OneDrive配下になってしまっていた場合の解決方法
デスクトップをOneDriveの配下にならない(同期の対象とさせない)ようにするためには、一度OneDriveの使用を中止(同期設定を解除)し、改めて別の場所を同期フォルダとして指定する必要があるようです。
外部サイトですが、以下のページが分かりやすく解説されていると思いますのでご参照ください。
- 【解決】デスクトップの表示をOneDriveではなくローカル上に戻す方法「バックアップを停止」
https://pasokon-labo.com/desktop-onedrive-undo/
もう少し詳しく解説しているページも紹介しておきます。
- OneDriveの同期解除 または アインインストールする方法
https://windowsfaq.net/windows/one-drive/to-release/
※OneDriveの設定変更は自己責任の元で行ってください。
★解決方法、その2
OneDriveの設定はそのまま変更せず、「とかでインストーラーVer2.1」を使ってデスクトップじゃない別の場所に「とかでシリーズを新規でインストール」すればOKです。その後、現在ご使用のSSHTフォルダ内の必要な設定ファイルやオッズデータファイルを移植する必要があります。
★解決方法、その3
OneDrive配下のデスクトップにSSHTフォルダを置いていて、でも今のところ何の問題もなく動作している場合は・・・「とかで」も「永遠オッズDB」も終了させた状態で今お使いの「SSHTフォルダ」を、フォルダ丸ごと・・・OneDrive配下ではない別の場所に移設すればOKです。ただ、トラブル防止の観点から・・・OneDrive配下ではない別の場所に「移設」するのではなく「コピー」し、正常動作することを確認してから・・・OneDrive配下にある元のSSHTフォルダを削除するようにするとより安全かと思います。
☆補足事項
「とかでインストーラーVer2.1」や「TRMインストーラー」のセットアップ場所や実行ファイル(Installer.exe)の置き場所としてもOneDrive配下のフォルダはNGです。
- デスクトップ上にある「とかでインストーラー21」のアイコンを右クリックしてプロパティを表示し「ショートカット」タブで「作業フォルダ」を確認して下さい。
「OneDrive」という表記が含まれている場合は正常動作が保証できません。
- 「TRMインストーラー」フォルダを開き、TRM_Installer22.exeを右クリックしてプロパティを表示し「全般」タブで「場所」を確認して下さい。
「OneDrive」という表記が含まれている場合は正常動作が保証できません。
ということで・・・
OneDrive内にセットアップした「とかで」や「TRM」のインストーラー、OneDrive内にインストールした「とかで」や「永遠オッズDB」や「TRM」は動作保証の対象外とさせて頂きます。
追伸:
このトラブルは・・・外部(オフィシャルサイト等)から取得したデータの格納・書き換えに伴うファイル内容の更新とOneDriveクラウドとの同期動作が「ほぼ同時にリアルタイムで相互に行われるため」だと思われます。
そして同期を阻害する外部との通信そのものが遮断されたり、通信のためのプロトコル(ランタイムライブラリ)ファイルを勝手に削除されてしまうのだと思われます。
斉藤は・・・いつだったか、OneDriveというものの存在を初めて知った時、「なんじゃこりゃ?」と調べて・・・速攻で同期を停止し(笑)、それ以降一度も使ったことが無かったもので(苦笑)・・・OneDriveを一切使わない設定になっている斉藤の環境下では起きないトラブルでして、だから・・・端的に言えばOneDriveを一切使わない設定にすることで根本的に解決します(苦笑)。
しかし・・・おそらくは全く意識せずにこれまでずっとOneDriveを使用され続けておられた「とかで」ユーザーさまもおられるはずで、だからこれまではOneDrive配下でも問題なく使用できていたのかもしれません。
でも、この年末年始で複数のユーザーさまから同様のご相談メールが届きましたので・・・もしかしたら最近のタイミングでWindows側でセキュリティ的な何らかの仕様変更があり?それでライブラリファイル(TKFP.dll)が消されるようになってしまったのかも。
そんなわけで斉藤は・・・「OneDriveの使用を推奨しない」と言ってるのではなく「とかで」や「永遠オッズDB」のような実行ファイル(.exe)を含むSSHTフォルダをOneDriveの配下に置くことをお止めください・・・とお伝えしています。OneDrive自体は便利なサービスだと思いますが、「とかで」や「永遠オッズDB」は外部と通信したりファイル内容を頻繁に書き換える動作をしますので、自動同期するOneDrive配下の場所に置くべきではありません。ご理解頂きたく思います。
追伸:2
年末はボートレースびわこに行こうとして道に迷いました。
いえ、迷ったふりをして・・・降りる駅をわざと間違えました。
寒かったんで風呂に入りたかったんですよね。
多分、絶対、必ず。
時々バカなことをしてアップしている斉藤のInstagram(笑)
https://www.instagram.com/p/Cm1v8V-vOi0/?igshid=YmMyMTA2M2Y=